スローボートの旅体験談:行程や金額など紹介 | タイ・チェンコーンからラオス・ルアンパバーン

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ラオスの世界遺産の街、ルアンパバーン。

お隣の国タイからラオスのルアンパバーンへの移動手段は、飛行機やバスなどいろいろありますが、その一つに「スローボート」という船があります。

スローボートに関しては、調べてもあまり情報がまとまっていないように思えたので、2023年5月の情報として体験したものをアドバイスと共に記録しておきます。

ちなみにタイ・チェンコーンの宿からの送迎込みのツアーは、現地でたくさん見つけることができますよ!

空いていれば前日予約もOK!

ですが、今回、筆者たちは自力で行ってみることにしました。

▼参考に筆者たちが、チェンコーンで泊まった宿のツアーのチラシ載せておきます。

ランチなしのツアーは日本円だと一人5800円くらい,ランチ付6200円くらい(どちらも送迎付)

ランチなしツアー
ランチ付ツアー

▼こちらはスローボートの1日目に停泊する、パクベンの村にあったチケットのみの料金表。
ボートに乗る前はツアーの情報ばかりで、こういう情報が意外に見つけられない。。。

これによると、ボートのみで2,900円くらいになりますね。
※ただし,チェンコーンの宿からの移動費や国境でのバス,ボート乗り場までの移動費は含まれていません。

目次

タイからラオスへの入国

ルアンパバーン行きのスローボートに乗るために、まずタイからラオスに入国する必要があります。

出国はタイ北部のチェンコーンという街。
そして、入国はラオスのファイサーイ。
2つの街はメコン川を挟んだ対岸に位置しています。

わたしたちはチェンコーンに前泊し、翌朝にファイサーイに向かうことにしました。

タイ出国手続き

ボートの出発時間は朝9:00。
それまでに出国入国手続きを済ませ、ボート乗り場に到着しなければなりません。

宿から国境近くまで歩くにはしんどかったので、前日にトゥクトゥクの人と交渉しようと思ったのですが、少し遅い時間だったからかトゥクトゥクが捕まらなかったので、宿の人にお願いして、朝6:30に迎えに来て欲しいと予約してもらいました。

チェンコーン国境検問所は朝8:00オープンとのことだったのですが、早く開けることもあるということで7:30までには着きたかったのです。

トゥクトゥクは2人で200バーツ。

トゥクトゥクが時間通りに来ないかもしれないことも考え6:30にしましたが、時間より早く来てくれてスムーズに出発。


7:00前には検問所へ到着しました。

当然閉まっていて、掃除の人がいるだけでわたしたちが一番乗りでした。

しばらく待っていると他のバックパッカーらしきグループがやってきて、さらに待っていると検問所の職員さんたちが到着。

朝礼みたいなものをやって、その後すぐに手続きしてくれました。

無事に出国すると次はラオスの入国です。

入国管理局に向かうにはメコン川を渡るバスに乗らなければなりません。

出国手続きを終えて進むとバスのチケット窓口があるのですが、そこでおばちゃんに「スローボートに乗るの?もう予約してる?」と聞かれ、「まだ予約してないよ」と答えると「ここで予約できるよ、自分でチケット購入するのと同じ金額だよ」と言われました。

現金だけと言われたので、「今現金が足りない」って言ったら「大丈夫、予約だけできるよ」と言われるがまま流されて、いつの間にかツアーに参加していました。笑

一応、金額的にぼったくりではないと思いますが、自分でやったらもう少し安くなる計算だったのに・・・

そう思いながらも、ボート乗り場までの送迎や初日のランチ(サンドイッチ)も込みだからいいか。

金額は2人で1320000キープ(日本円で9570円くらい。)

最初のトゥクトゥク代入れても一人5200円くらいなので,ランチ付6200円くらいのツアーよりは安く行けました。

ということで、自分でチケットを購入しなかったので、自力のスルーボート旅ではなくなりました・・・

ちなみにチケットは乗り場の桟橋付近で買えるらしいです。

ラオス入国手続き

さて、ラオスの入国管理局に向かうバスは、見た感じではほぼスローボートに乗るであろう欧米系の人館でいっぱい。

あんなに早く到着したのに、バスに乗れたのは8:00前でした。

そして、入国手続き。

ここで気づいたのですが、日本人はビザが必要ないので手続きがとても早く終わるんです。
おそらく5分もかかっていないと思います。

一方、バスに乗ってきたほとんどの欧米系の人たちはビザ取得に時間がかかるし、人数が多いので並んで待つ時間があり、すごく時間がかかっていました。

早く入国できたのはいいものの、同じツアー参加者が揃ってからボート乗り場に向かうので、結局待つことになりました。。

ようやく全員揃ってボート乗り場へ。
到着すると、チケットとサンドイッチが配られました。

売店があるので食べ物や飲み物を買うことができます。
ボートの中でも、冷たい飲み物やカップラーメンなどは購入できます!

また、ここでバーツからキープへの両替もしました。

いよいよ乗船、1日目パクベンまで

チケットを渡されたら、言われた時間までに乗船。

本来9:00の予定でしたが、もうすでに10:00近く。。まぁ、のんびりな旅なので良し。

チケットに席の番号が書かれていますが、みんな適当に座っていました。
バスなどから取ってきて取り付けたかのような座席で、決して座り心地がいいとは言えません。

座席との広さも均等ではないので、早めに行って席を選んだ方がいいと思います。

あとは1日目の目的地、パクベンまでお酒飲んだり、お菓子食べたり、本を読んだり、お昼寝したり・・・ひたすら時間潰しです。笑

ちなみにトイレはあります。

ボートによって違うのかもしれませんが、洋式の便座でバケツの水で流すタイプだったので、水浸しでした。。
ウェットティッシュなど、便座を拭けるものを持っていると便利です。

パクベンで1泊

夕方、ようやくパクベンという村に到着しました。

宿はツアーに含まれていないので、各自で取ります。
わたしたちは事前にBooking.comで予約していたのですが、ボートが到着するとたくさん村の宿の人たちが呼び込みしているので、そこで決めることもできるようです。

わたしたちはメコン川が見える素敵な窓(窓ガラスなし)がある宿に泊まりました!

建物はおしゃれは南国の雰囲気でしたが、難点が・・

それは、エアコンがなくて、夜中にヤモリや虫の鳴き声がすごいということ。

夜中にものすごい近くで何かが鳴いたのには、心臓が止まる勢いでびっくりして飛び起きました。

これもいい経験ですが、やっぱり虫は嫌ですね。。

でも景色は最高で、宿の人も親切でした!

夜ごはんは村のレストランで。

いろんなお店がありましたが、インドカレー屋が多かったような。

2日目ルアンパバーンへ

2日目のスタート。

朝散歩をして、宿の朝ごはんを食べて、ランチ用のサンドイッチを購入し、ボートへ向かいます。

1日目とは違うボートになっていました。

2日目は、スマホに映画をダウンロードしていたのでそれを観たり、本を読んだり、たまにボート内を立ち歩いて体を動かしたりして過ごしました。

そういえば、パクベンで買ったバナナが美味しかったなー。

ボートからはずーっと同じような景色が続いていましたが、ルアンパバーンに近づいてくると少しずつ家が近代化しているような気もして、雰囲気が変わっていくのがわかりました。

スマホの地図を見ながら、後もう少しだと思っていたらボートをある船着場で止まりました。

これまでも地元の人が途中で下船して行くことはあったので、それだと思ったのですが、なんとそこが終点。

ルアンパバーンの街中まではまだ結構距離があるところです。

てっきり街中まで歩いて行けるところで降りれるかと思っていたので、周りの人も困惑しているようでした。

船から降りるとトゥクトゥクがたくさん止まってて、順番に支払ってから乗り込んでいきます。

4人以上一緒だと少し安くなるので、近くにいた2人組に声をかけてシェアしました。

うーん、ツアーに参加してるのに街中までの送迎は含まれていないなんて・・・

なんだか意外な展開で、長時間の船旅を終えた満足感とかを感じることがないまま、街に向かいました。

まとめ:結局総額いくら?

スローボートの旅の思い出は以上ですが,事前にいろいろ調べてもなんだかまとまった情報がなかったです。

いろんな人がブログなどに書いていますが,みんなちょっとずつ違うようで・・・

とりあえず,得た情報を元にパターンによって金額だけ以下のように出してみました。

  • ツアーに参加した場合
    ランチなし:5800円
    ランチ付き:6200円
    ※チェンコーンの宿からの送迎,国境間のバス利用,ボート乗り場までの移動込み
  • 部分的にツアー参加(わたしたちはこれになりました)
    5200円
    内訳
    ※ランチ付き:4800円
    ※宿からは自分でトゥクトゥク利用400円
    ※国境間のバス利用,ボート乗り場までの移動込み
  • スローボートのみ:2900円

2023、5月の日本円でのおおよその計算,一人分の金額です。

ツアーはツアーで,送迎のこととか気にしなくていいのでメリットはあると思いますが,安く抑えたい方や,自力で行ってみることにやりがいを感じる方などはツアー参加なしでもいいですね!

参考にしていただいて,ぜひスローボートを楽しんでください♪

ルアンパバーンで体験したアクティビティはこちら!

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