祇園祭で山鉾に乗れる?組み立て見学や搭乗ができる場所と日程を紹介!

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毎年7月1日〜31日まで開催される京都の祇園祭が、2024年も始まります!

祇園祭のメインは、多くの人出が予想される山鉾巡行(やまほこじゅんこう)です!

祇園祭の山鉾は、装飾が施された大きな山車(だし)や鉾(ほこ)のことを指し、毎年7月17日・24日に京都市内を巡行します。

山鉾は巡行を見るだけでも、装飾を楽しんだりすることができたりしてとても人気で、毎年当日は大混雑が予想されているほどです。

ですが、1ヶ月もある祇園祭では、山鉾巡行の日以外でも山鉾をもっと楽しむことができる方法があるんです!

そこで今回は、祇園祭で山鉾に乗れる?組み立て見学や搭乗ができる場所と日程を紹介します。

祇園祭のシンボルである山鉾。

乗れる人は限られていると思いがちですが、実は山鉾に搭乗できるチャンスがあるのを知ってますか?

ろまた、巡行当日までの期間では、山鉾の組み立てを見学することもできるんです!

山鉾をゆっくり見たいという方は、巡行以外の日程のこういった機会を逃さず、場所をチェックしてぜひお出かけくださいね!

目次

祇園祭で山鉾に乗れる?

冒頭でもお伝えしましたが、山鉾に乗ることができるのを知っていましたか?

一般の参加者が山鉾に搭乗するのは、とても貴重な体験なんです!

ここでは、通常どんな人が山鉾に乗れるのか、一般の人が山鉾に乗るにはどうしたらいいのか紹介します!

山鉾に乗れるのはどんな人?

通常、祇園祭の山鉾に乗ることができるのは、主に以下のような人々です。

町内会のメンバー

それぞれの山鉾は特定の町内会によって運営されています。

町内会のメンバーやその家族が乗ることができます。

保存会のメンバー

伝統を守るために設立された保存会のメンバーも乗ることができます。

お稚児(ちご)さん

山鉾の上に乗るお稚児さんは、神聖な役割を果たす8〜10歳くらいの少年です。

通常、特定の基準を満たした家庭の子供が選ばれ、神聖な儀式を経て祭りに参加します。

囃子方(はやしかた)

祭りの音楽を担当する人々。

太鼓や笛などを演奏するために山鉾に乗ります。

役員や招待客

山鉾の運営や指示を行うために選ばれた役員も山鉾に乗ります。

祭りのスポンサーや関係者など、特別に招待された人々が乗ることもあります。

乗るための条件

通常山鉾に乗るためには、町内会や保存会との深い関係が必要であり、一般の観光客が乗ることは通常できません。

これにより、祭りの伝統と運営がしっかりと保たれているようです!

祇園祭の山鉾に乗ることは非常に特別な体験で、祭りの一部として深く関与することが求められることがわかりましたね!

一般の参加者が山鉾に乗るには?

では、一般の祭り参加者が山鉾に乗るにはどうしたらいいのでしょうか?

いくつか方法があるので、ご紹介します!

入場券・ちまきを購入する

山鉾の入場券、またはちまきの購入必要です。

どちらも、山鉾町(いわゆる山鉾の拠点)で購入できます。

祇園祭のちまきは、一般的に食べ物として知られるちまきとは異なり、食べるためのものではなく、厄除けや魔除けのお守りとして使用されます。

見学や搭乗を受ていなかったり、女性が入らない鉾もあるのでご注意ください!

山鉾の搭乗ツアーに申し込む

実は、山鉾搭乗ができる旅のツアーがあるんです!

クラブツーリズムの「月鉾特別搭乗」がついたツアーは大人気のようです!

※月鉾とは山鉾の一つで、三日月が付いているので月鉾と言われます。

祇園祭で山鉾の組み立て見学や搭乗ができる場所と日程

ここでは山鉾の組み立て日程と、完成してからの見学と搭乗のスケジュールを紹介します!

山鉾建て(組み立て)日程

山鉾の組み立ては、例年7月10日(水)~14日(日)に行われますが、山鉾によって日程は変わります。

  • 長刀鉾(なぎなたほこ)・7月10~12日 7:00~
  • 函谷鉾(かんこほこ)・7月10~12日 7:00~
  • 鶏鉾(にわとりほこ)・7月10~12日 8:00~
  • 菊水鉾(きくすいほこ)・7月10日 8:00(工務店)•15:00頃(町内移動)
  • 月鉾(つきほこ)・7月10~12日 8:00~
  • 放下鉾(ほうかほこ)・7月11~13日 6:30~
  • 船鉾(ふねほこ)・7月11~13日 8:00~
  • 岩戸山(いわとやま)・7月11日 8:00~
  • 保昌山(ほうしょうやま)・7月12日 9:00~
  • 孟宗山(もうそうやま)・7月14日 8:00~
  • 占出山(うらでやま)・7月13日 8:00~
  • 山伏山(やまぶしやま)・7月13日 9:00~
  • 霰天神山(あられてんじんやま)・7月13日 8:00~
  • 郭巨山(かっきょやま)・7月13日 7:00~
  • 伯牙山(はくがやま)・7月12日 8:00~
  • 芦刈山(あしかりやま)・7月13日 8:00~
  • 油天神山(あぶらてんじんやま)・7月13日 8:00~
  • 木賊山(とくさやま)・7月13日 8:00~
  • 太子山(たいしやま)・7月13日 10:00~
  • 白楽天山(はくらくてんやま)・7月12日 7:00~
  • 綾傘鉾(あやがさほこ)・7月13日 9:00~
  • 蟷螂山(とうろうやま)・7月13日 8:00~
  • 四条傘鉾(しじょうかさほこ)・7月14日 7:00~

※日程は変更になる場合があります。

山鉾建ては、釘などを一切使わずに伝統技法で組み立てられます!

組み立てが終わると、本番同様に動かしてみる曳き初めがあり、ここでは山鉾を曳く体験もできるそうです!

全ての山鉾が曳き初めをするわけではないようなので、気になる人は要確認。

前祭期間中の山鉾見学・搭乗受付

前祭期間中の見学と搭乗の受付日程です。

放下鉾は今年から実施しないようなので、ご注意。

●長刀鉾・7月13日(13:00~22:00)・7月14~16日(10:00~22:00)
●函谷鉾・7月13日(10:00~22:00)・7月14~16日(9:00~22:00)
●鶏鉾・7月13~16日(10:00~22:00)
●菊水鉾・7月13~16日(10:00~21:00)
●月鉾・7月13日(13:00~21:00)・7月14~16日(10:00~21:00)
●放下鉾・2024年から実施しない
●船鉾・7月13日(18:00~22:00)・7月14~16日(12:00~22:00)
●岩戸山・7月13日(20:00~22:00)・7月14~16日(9:00~22:00)

後祭期間中の見学・搭乗受付

後祭は、前祭よりも見学と搭乗を実施する山鉾の数は減りますね。

●南観音山・7月21~23日(11:00~17:00)
●大船鉾・7月20日(19:00~22:00)・21~23日(10:00~22:00)
●鷹山・7月21~23日(10:00~16:00)

祇園祭で山鉾に乗れる?組み立て見学や搭乗ができる場所と日程を紹介!のまとめ

さて今回は、祇園祭で山鉾に乗れる?組み立て見学や搭乗ができる場所と日程を紹介しました!

祇園祭のシンボルである山鉾に乗れるなら、ぜひ体験してみたいですよね!

山鉾に搭乗すると、伝統的な組み立てや装飾の部分を間近で見学することができるので、圧巻だと思います。

今年から、見学や搭乗を実施しない山鉾も出てきました。

今後も一般の観光客が山鉾に乗れる機会がずっとあり続けるかはわかりません。

京都祇園祭は見るのがメインというイメージがありますが、今回紹介した見学と搭乗の場所や日程を参考に、ぜひ、山鉾搭乗や組み立て見学に参加してみて貴重な体験をしてみてください!

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