今回もニュージーランド南島にある、ちょっと隠れた穴場スポットを紹介していきます!
前回は、Omaramaのクレイクリフという隠れスポットをご紹介したので、こちらの記事もぜひ読んでください。
さて今回は「Moeraki Boulders(モエラキ・ボルダーズ)」という、とっても不思議な丸い石がたくさん転がっている海岸の紹介です!
写真を見入れば、行ってみたくなるはずです!
ぜひ、面白い撮り方で思い出を残してみてください♪
モエラキ・ボルダーズとは?
モエラキ・ボルダーズはどこにある?
モエラキ・ボルダーズは、ニュージーランド南島のオマルーという町から南へ約40分、ダニーデンという都市から北へ車で1時間ほどの、モエラキという小さな町のビーチにあります!
ちなみに、前回紹介した クレイクリフからは車で2時間弱。
モエラキ・ボルダーズはなぜ丸い?
モエラキには、不思議で巨大な丸い石が海岸のいたるところに転がっていて、砂岩の崖から今にも出てきそうな状態のものもあります!
丸石ひとつの重さは数トン、大きいものでは高さ2m!
ニュージーランドの先住民マオリの伝説によれば、これらの巨大な石は、1000年ほど前にニュージーランド沿岸で座礁した船アライテウル号から岸に打ち寄せられたヒョウタンだと言われています。
科学者は、これらの丸い石は約6500万年前に形成された亀甲石凝固であると説明しています。真珠ができる過程に似て、核となる荷電した微粒子の周囲に水晶化したカルシウムと炭素物質が徐々に集積し、約400万年の歳月を経てこの丸石が形成されたとか。
これら丸石を含む軟らかい泥石地層は約1500万年前に海底から隆起し、その後、風や雨、海の浸食作用によって泥石が洗い流され、浸食されない丸石だけが後に残されたということです。
壮大な地球の歴史を感じますね。
モエラキボルダーズの楽しみ方
写真を撮ろう!
モエラキ・ボルダーズは、インターネットなどで写真を見て、実際に行きたくなる場所だと思います!
わかっていても実物を見ると、不思議な光景にワクワク。
何枚も何枚も写真を撮ってしまいます!
岩だけの写真を撮るのもいいですが、面白い1枚を撮れるように色々チャレンジするのが楽しいですよ。
岩のうえに乗ってみたり、岩の割れ目の中に入ってみたり・・・
まわりの人たちも、どうしたら映え写真が撮れるかアレコレと試していました。
また、もし長期滞在などで何度も訪れる機会がある場合は、違う時間帯に訪れて空の色の違いなんかをぜひ写真に納めてほしいなと思います。不思議な石の丸さが、幻想的な風景を作り出してくれたりもします。
カフェグルメを楽しもう!
駐車場のある場所には、カフェやおみやげ屋さんもあります!
筆者は当時、車で40分ほどのところに住み込みで仕事をしていたので、休みの日に気分転換にモエラキにお出かけしていました!
モエラキの町は小さいので、あまりお店などもありませんが、ここのカフェで美味しいグルメが食べられるので、この辺りでランチを探すならおすすめです!
個人的にはクラムチャウダーが美味しくて、毎回食べていました♪大きな窓から海の景色を見ながら食べるのが、最高です!
まとめ:モエラキはテンション上がる隠れスポット!
どうでしょうか?写真を見ただけで行って見たくなりませんか?
筆者がもしまたモエラキに行くなら、日の出の時間か、星の綺麗な夜に行って一眼レフで撮ってみたいです!
一つだけ心配しているのが、自然の力が作り上げた丸い石は、そのままの状態でたくさんの人たちに触れられています。おそらく風化や人の手による破損なども進んでいくのではないかと懸念しています。
まだ規制などはないようですが、そのうち近くで触ったりすることはできなくなるかもしれません。そう考えると、今のうちに行った方がいい場所の一つなのかなと考えています。
もし今後モエラキ・ボルダーズに行かれる方は、ぜひそう言った課題も考えつつ、丸い石を大切に、風景を楽しんでもらえたら嬉しいです。
コメント