屋久島トレッキングはガイドなしでいい?難易度・コース・何泊必要か紹介!

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山が好きな人なら、一度は憧れる屋久島でのトレッキング!

また、普段山歩きをしなくても縄文杉を一度は見てみたいと思っている人も多いことでしょう。

屋久島でトレッキングするならツアーに申し込んだり、ガイドを付けたりする人がたくさんいますが、個人で行けないのかなと考える人もいますよね?

そこで今回は、屋久島トレッキングはガイドなしでいい?難易度・コース・何泊必要か紹介します!

普段から山に行く人なら、登る前にコースの詳細を調べて、逆算してどのくらい時間が必要かなどの計画を立てるかと思います。

屋久島は離島なので、基本的には何泊かすることを前提に行くとは思いますが、それがいったいどのくらいなのかを考えるのは難しかったりしますよね。

ガイドなしで行くということは、全てを自力で行うためこういった計画もしっかりやっていくということです。

難易度や登山経験値によっても多少の差が出てくることもあるので、自分の体力や経験値に応じて、しっかり事前に計画を立てましょう!

今回は私が実際に行ったコースや、感じた難易度、またトレッキングやその他の観光などにに何泊必要なのか、そして島内での移動についてもお伝えするので、この記事を読んで役立ててください。

ぜひ、思い出に残る屋久島トレッキングにしてくださいね!

目次

屋久島トレッキングはガイドなしでいい?

さて本題の屋久島トレッキングはガイドなしでいいのか?ですが…

結論は、ガイドなしでも行けます!

ただガイドをつけるメリットももちろんあるので、しっかり確認した上で、ガイドをつけるかなしでいくのか判断してみてください!

ガイドをつけるメリット

ガイドなしでも屋久島を楽しむことができますが、ガイドをつけるからこそ実現する素晴らしい体験もあります!

安全性の向上

ガイドは地域の地形や気象条件に精通しており、危険を回避するための知識と経験を持っています。

また、緊急時に迅速に対応できるため、安心してトレッキングを楽しめます。

情報の提供

ガイドは屋久島の自然、歴史、文化について詳しく知っており、トレッキング中に興味深い話を聞くことができます。

動植物や地質に関する知識も豊富で、観察ポイントや見どころを教えてくれるので、屋久島ならではのポイントを見逃すことなく楽しめるでしょう!

ルート案内

初めて訪れる場合や複雑なルートの場合、迷子になるリスクを大幅に減らせます。

ガイドは最適なルートを選び、効率的かつ安全に目的地に到達できるようサポートします。

装備と準備のアドバイス

必要な装備や準備物について的確なアドバイスを受けられます。

トレッキング前の準備が万全になり、安心して参加できますね。

体験の質の向上

ガイドがいることで、トレッキング自体がより豊かな体験となります。

写真撮影のポイントやベストタイミングなども教えてくれることがあります。

ガイドをつけるデメリット

基本的には、ガイドをつけるのはメリットのほうが多いかと思いますが、デメリットとなるのは以下のことでしょう。

費用がかかる

ガイドを依頼するには追加の費用が発生します。

予算が限られている場合には負担となることがあります。

自由度の制限

ガイドの計画に従う必要があり、自分のペースで自由に行動できないことがあります。

またグループの場合、他の参加者のペースに合わせる必要がある場面も出てくるかもしれません。

予約やスケジュールの調整が必要

ガイドを依頼するためには事前に予約をする必要があり、スケジュールの調整が必要です。

特に繁忙期には予約が取りにくいことがあります。

プライベート感がなくなる

ガイドや他の参加者と一緒に行動するため、プライベートな時間が少なくなります。

一人で静かに自然を楽しみたい場合には向いていないことがあります。

ガイドをつけることで安全性が高まり、屋久島の自然や文化について深く知ることができますが、費用や自由度の面でのデメリットも考慮する必要があります。

自身のトレッキングスタイルや目的に応じて、ガイドをつけるかどうかを判断すると良いでしょう。

屋久島トレッキング基本情報(難易度・コース・泊数)

ガイドをつけるメリットとデメリットがわかったところで、個人でトレッキングに行くために必要な情報を紹介します!

難易度

まずは、代表的なコースの難易度を紹介します!

コースによって大きく異なるので、自分の体力で行けるかどうか考えてみましょう。

初級者向けコース

登山初心者でも挑戦しやすいコースです。

  • 白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)
難易度初級〜中級
特徴美しい苔むす森や川沿いの景観が楽しめるコースで、「もののけ姫の森」としても知られています。
所要時間約3~4時間(往復)
適している人初心者や短時間でトレッキングを楽しみたい人
  • ヤクスギランド
難易度初級〜中級
特徴数多くの屋久杉が点在するエリアで、様々なルートがあり、距離や所要時間を調整できる。
所要時間30分~5時間(コースにより異なる)
適している人自分の体力や時間に合わせてコースを選びたい人

中級者向けコース

日帰り一日登山の経験などがある方は、中級以上で計画するのがおすすめです!

  • 太鼓岩(たいこいわ)
難易度初級〜中級
特徴屋久島ならではの絶景が見られる人気コース
所要時間約5〜6時間(往復)
適している人後半の急勾配を登れる体力がある人
  • 縄文杉
難易度中級
特徴屋久島の象徴である縄文杉を目指すルートで、往復で10時間以上かかる長距離トレッキング。
所要時間約9~10時間(往復)
適している人体力があり、長時間のトレッキングに慣れている人

上級者向けコース

日本百名山制覇を目指す人なら、やっぱり上級の宮之浦岳ですよね!

  • 宮之浦岳(みやのうらだけ)1936m
難易度上級
特徴屋久島最高峰であり、標高1,936メートルの登頂を目指すコース。変化に富んだ景観が楽しめるが、体力と技術が求められる。
所要時間約10~12時間(往復)
適している人高い山岳トレッキングの経験があり、十分な体力と装備を持つ人
  • 黒味岳(くろみだけ)1827m
難易度上級
特徴屋久島で三番目に高い山で、険しい岩場を登る必要があるため、高い技術が求められる。
所要時間約7〜8時間(往復)
適している人高い山岳トレッキングの経験があり、十分な体力と装備を持つ人

屋久島のトレッキングコースは初心者から上級者まで多様な難易度のルートが用意されており、自然の美しさを存分に楽しむことができます。

自身の体力や経験に応じてコースを選び、適切な準備を行うことが重要です。

また、屋久島は天候が変わりやすいため、天気予報の確認と防寒・防水対策を忘れずに行いましょう!

おすすめコース

屋久島の見どころを抑えたいなら、下の6ヶ所を巡るコースはいかがでしょうか?

  1. 白谷雲水峡(スタート地点)
  2. 太鼓岩
  3. ウィルソン株
  4. 縄文杉
  5. 新高塚小屋に一泊
  6. 宮之浦岳登頂
  7. 淀川口

実際に私も歩いたコースです!

hikingtrail-1

屋久島観光協会の地図に、ルートを付け加えてみました。

青色の線が路線バス、赤色の線が実際に歩いたコースです!

簡単なコースではないですが、屋久島を代表するポイントをしっかり訪れることができるのでとてもおすすめですよ!

しっかり体力作りと他の山での練習をしてから行くようにしましょう!

泊数

コースの難易度のところに所要時間を記載しているので、ぜひ参考にしてください!

一つのコースだけ行くなら、基本的には日帰りでも可能です。

もし上記であげた白谷雲水峡〜淀川口までで6ヶ所の見どころを巡るのであれば、1泊2日で可能です!

体力は必要ですが、屋久島のハイライトを巡るコースなので、時間をたっぷりかけられる人は行く価値はありますよ!

その他に屋久島を観光する日を確保したいですね。

私は、屋久島は2泊3日(うち1泊2日はトレッキング)の日程で行ってきました!

島内での移動手段

島内での移動はお金をかけずにスタート地点に行くなら、路線バスがおすすめです!

時間があえば、フェリーターミナルの近くから、スタート地点の白谷雲水峡までバス一本で向かうことができます。

下山後も淀川口から安房の町まで路線バスで移動しました。

また、町で宿を予約している人は、もしかしたら送迎をしてくれるところもあるかもしれませんので、ぜひその辺りも宿選びのポイントにするといいかと思います!

荷物のポイント

通常の1泊2日のトレッキングの準備を基本として、その他に注目して準備したいポイントを以下にあげます。

雨対策

屋久島は雨が多いことで知られています。

レインジャケット・パンツなどの防水雨具に加え、小屋ゆテントからトイレに行く時などに使える折りたたみ傘があると便利ですよ!

小屋泊での防寒着、防寒具

屋久島は暖かいだろうと勝手に思い込んでいたのですが、意外に夜が寒かったです。

10月の鹿児島市内が暑いくらいだったので油断していましたが、やはり山の環境をなめてはいけませんね。

防寒着、防寒具は必ず準備していきましょう!

屋久島トレッキングはガイドなしでいい?コース・難易度・何泊必要か紹介!のまとめ

さて今回は、屋久島トレッキングはガイドなしでいい?難易度・コース・何泊必要か紹介しました。

せっかく屋久島まで行くからには、普段トレッキングをしない人も挑戦してみたいと考える人がほとんどではないかと思います!

ガイドなしでいいのかは迷うところだと思いますが、ガイドをつけられるならメリットはたくさんあるのでおすすめです。

ただ、予算的に難しいなどの理由がある方は、事前にコースや難易度、自分は何泊必要なのかを調べてシミュレーションし、しっかり事前準備をしてから個人で挑戦してみてください!

なかなか行こうと思って行けるような場所ではないと思います。

ぜひ思い出に残る屋久島トレッキングの旅にしてくださいね!

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