一度はやってみたい、憧れの世界一周旅行!
ですが、航空チケットの手配などを考えると計画するのも大変で、なかなか現実的に考えるのが難しい夢のひとつかもしれません。
そんな、世界一周ですが、「世界一周航空券」というものがあるのをご存知でしょうか?
使い方を最大限に活用できれば、格安で世界一周できちゃいます!
そこで今回は、世界一周はスターアライアンスの分割がいい?航空券のルールや料金を紹介していきます。
これを読めば、ANAも加盟しているスターアライアンスが販売する、分割可能な世界一周航空券のメリット・デメリットなどを知ることができ、世界一周の夢に近づく、よりリアルなイメージを持っていただけると思います!
世界一周はスターアライアンスの分割がいい?
まずは、スターアライアンスの世界一周航空券の分割とは、どんなものなのかみていきましょう。
スターアライアンス限定の分割プランは魅力的ですが、それぞれのプランによって自分にあった世界一周航空券があると思いますので、読み進めて考えてみてくださいね。
スターアライアンスの分割とは?
スターアライアンスで可能な分割とは、世界一周旅行中に2回日本に途中帰国することができるプランなんです!
ただし条件があり、分割が可能なのは、アジアとオセアニアエリアに限られます。
欧米を旅行中には、途中帰国できないということですね。
また、最初に出国した空港を利用はできません。
出国時と同じ空港を使うと、世界一周が終了したとみなされてしまうので、どの空港を利用するかはしっかり考えないといけません。
でも、2回も帰国することができれば、1年間という長期渡航ができない人でも、計画を立てやすくなりますね!
ワンワールドやスカイチームとの違いは?
ワンワールドやスカチームからも世界一周航空券は出ていますが、分割のプランはありません。
途中で中断して一時帰国を考えている場合は、その国から日本までの往復航空券は自分で用意しなくてはなりません。
その他の比較
- 加盟航空会社の数と種類:
- スターアライアンスが最も多くの航空会社を擁し26社、次にスカイチームが19社、ワンワールドが13社の順。
- 価格設定:
- スターアライアンスとスカイチームは総飛行距離(マイル)基づく価格設定。
- ワンワールドは大陸数に基づくプラン(oneworld Explorer)と総飛行距離に基づくプラン(Global Explorer)の2種類。
- 変更の柔軟性:
- どのアライアンスもフライト変更には柔軟性があるが、ルート変更には制限がある。
- スターアライアンスとワンワールドは比較的変更がしやすい。
- オンラインツールとサポート:
- 各アライアンスともオンラインでルート計画と予約ができるツールを提供。
世界一周航空券のルールや料金を紹介!
世界一周航空券の分割について紹介しました。
ところで、そもそも世界一周航空券とはどんなものなんでしょうか?
既に知っているよという人も、おさらいしてみてください!
世界一周航空券とは?
世界一周航空券とは、複数の航空会社が連携して提供する、1枚の航空券で世界各地を旅行できるパッケージチケットのことです。
このチケットを利用することで、いくつかの基本的なルールに従いながら、複数の大陸や都市を訪れることができます。
世界一周航空券の主な特徴やルールには以下のようなものがあります!
- 提携航空会社: アライアンス(航空会社の連合体)に所属する航空会社が提供します。代表的なアライアンスにはスターアライアンス、ワンワールド、スカイチームがあります。
- ルートの制限: 一般的には西回りか東回りのどちらかの方向に進む必要があり、同じ都市を2度通ることはできません。
- フライト数の制限: 通常、最大で16区間まで利用可能です。
- 最大旅行期間: 多くの世界一周航空券では、旅行期間が1年間に制限されています。
- 価格の変動: 訪れる都市の数、旅行する距離、利用する航空クラスによって価格が変動します。
- 変更の柔軟性: 旅行中のフライトの日付変更が可能な場合が多いですが、ルートの変更には制限があることが一般的です。
世界一周航空券を利用すると、計画的に世界各地を訪れることができ、通常の個別航空券よりも割安になることが多いです。
また、航空アライアンスのネットワークを活用するため、世界中の広範囲なルート選択が可能となります!
エコノミークラスの相場
世界一周航空券の金額の相場です。
※1米ドル=110円の計算になっていますが、円安の2024.5月現在は高騰していると思われます‥
スターアライアンス
- エコノミークラス:
3大陸 | 約275,000~440,000円 |
4大陸 | 約385,000~550,000円 |
5大陸 | 約495,000~715,000円 |
6大陸 | 約605,000~880,000円 |
ワンワールド
- エコノミークラス:
3大陸 | 約330,000~495,000円 |
4大陸 | 約440,000~605,000円 |
5大陸 | 約550,000~770,000円 |
6大陸 | 約660,000~990,000円 |
スカイチーム
- エコノミークラス:
3大陸 | 約275,000~440,000円 |
4大陸 | 約385,000~550,000円 |
5大陸 | 約495,000~715,000円 |
6大陸 | 約605,000~880,000円 |
ビジネスクラスやファーストクラスの相場
エコノミークラスに対して、ビジネスクラスやファーストクラスの価格は大幅に高くなります。
- ビジネスクラス: エコノミークラスの2倍から3倍程度
3大陸 | 約550,000~1,320,000円 |
4大陸 | 約770,000~1,650,000円 |
5大陸 | 約990,000~2,145,000円 |
6大陸 | 約1,210,000~2,640,000円 |
- ファーストクラス: エコノミークラスの3倍から5倍程度
3大陸 | 約825,000~2,200,000円 |
4大陸 | 約1,155,000~2,750,000円 |
5大陸 | 約1,485,000~3,575,000円 |
6大陸 | 約1,815,000~4,400,000円 |
料金に影響してくるポイント
- 訪問する都市や国:
- 主要都市や観光地は価格が高くなる傾向があります。
- 途上国や観光客が少ない地域を訪れる場合は、比較的安価になります。
- 総飛行距離:
- 距離が長くなるほど料金が高くなります。
- 特にスターアライアンスやスカイチームの世界一周航空券では、飛行距離に基づく料金体系が採用されています。
- シーズン:
- 旅行のピークシーズン(夏休みや年末年始)は価格が高騰します。
- オフシーズンには割安なチケットが見つかることがあります。
- 旅行期間:
- 長期旅行であれば価格は上昇する傾向があります。
その他の費用
世界一周航空券には以下の費用が含まれていません。
- 空港税や燃油サーチャージなどの諸費用
- ホテル代、食費、観光費用
- ビザ申請費用
- 旅行保険
- スターアライアンスの例: 4大陸、16セグメント、エコノミークラスで約440,000~605,000円
- ワンワールドの例: 4大陸、エコノミークラスで約495,000~660,000円
- スカイチームの例: 4大陸、エコノミークラスで約440,000~605,000円
世界一周航空券は、訪れる大陸や都市の数とルートによって価格が大きく変動します。
具体的な旅程を計画し、各アライアンスの公式サイトや旅行代理店で見積もりを取ることをおすすめします!
世界一周はスターアライアンスの分割がいい?航空券のルールや料金を紹介!のまとめ
今回は、世界一周はスターアライアンスの分割がいい?航空券のルールや料金を紹介してきました。
スターアライアンスにしかない分割プランは非常に魅力的ですが、旅の仕方やどのアライアンスを利用したいかは人それぞれ。
スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームはそれぞれ特色と利点が異なるため、ニーズに応じて選ぶことが重要ですね!
訪問したい地域や都市、予算、フライト変更の可能性などを考慮して最適なアライアンスを選択することが理想です。
そして、日本からの出発だとやはり、ANAが加盟しているスターアライアンス、JALが加盟するワンワールドが利用しやすいです。
いろいろなパターンをシミュレーションしてみて、自分だけの世界一周旅行ができたら素敵ですね!