今回は、旅先で洗濯物を干す時に早く乾かすには?手洗いでの脱水方法も紹介します!
長期旅行をするときは、滞在中に洗濯をしたくなることがありますよね!
近くにコインランドリーやランドリーサービスがあれば利用しやすいですが、滞在先の近くになかったり、お金の節約のために自分で手洗いしようと考えたりする人も多いかと思います。
そんな自分で洗濯をする時に困るのが、脱水がしっかりできていなくて、なかなか乾かないということかと思います。
着たい時にまだ乾いていなかったり、乾いていないのに荷物につめなければいけなかったりと、思ったように乾かないのが困りもの。
そこで、今回は旅先という環境で洗濯物を干す時に早く乾かす方法と、手洗いでしっかり脱水する方法をご紹介します!
旅先での洗濯をマスターすれば、荷物を少なくすることができるので身軽な旅行が楽しめますよ!
また、どうしても早く乾かしたい時の裏ワザも紹介していますので、旅先で洗濯を考えている人は、ぜひこの記事を読んで洗濯物を早く乾かすコツと脱水方法を実践してみてくださいね!
旅先で洗濯物を干す時に早く乾かす方法
まずは、旅先で洗濯物を干す時に早く乾かすために、抑えておきたい大事なポイントを3つご紹介します!
乾きやすい素材の服を選ぶ
服の素材によって、洗濯物の乾きやすさは大きく異なってきます!
旅先での洗濯を予定している方は、最初の服選びから気をつけていくと、乾くまでの時間が大幅に短縮できますよ!
また、同じ素材でも厚めの生地なのか薄めの生地なのかで違います。
できるなら旅行日程で着る予定の服のコーディネートを考えてから、どれを洗濯する(着まわす)予定なのかを事前に考えておくといいかもしれません!
代表的な乾きやすい素材はこちら!
ドライ素材
ユニクロのエアリズムなどで人気のドライ素材は、速乾性に優れていて汗を素早く吸収して素材表面に拡散させ、迅速に蒸発させることができます!
通気性も高く、快適な着心地、また、抗菌・防臭性能を持つものもあり、スポーツウェアなどで人気がありますね。
ポリエステル/ナイロン
ポリエステルもナイロンも、どちらも速乾性に優れた素材です!
オシャレ着にも使われるので、旅行ファッションの幅が広がりますね。
リネン(麻)
リネン素材は、通気性が高く涼しい着心地のため夏におすすめです!
また、吸湿性に優れており、汗を吸収してくれるため、快適に着ることができます。
テンセル(リヨセル)
テンセルは、通気性が高く吸湿性に優れているほか、水分を吸収しても比較的早く乾く素材として知られています。
ちょっと乾きにくい素材は‥
コットン(綿)
コットンは通気性があり吸湿性に優れていますが、速乾性には欠けます。
水分を吸収すると乾くのに時間がかかる素材です。
レーヨン
レーヨンは通気性が高く、吸湿性がありますが、速乾性にはあまり優れていません。
過度に水分を吸収すると、乾くまでに時間がかかることがあります。
脱水をしっかりする
自分で服を絞って脱水すると、力が必要なので、しっかり水を絞りきれずにそのまま干して翌日に乾いていない‥なんていう経験もあるのではないでしょうか?
しかし手洗いをする場合、早く乾くかどうかは「脱水」にかかっていると言っても過言ではありません!
手洗いでの脱水方法は下方で紹介していますので、ここでは脱水が重要!ということを覚えてくださいね。
おしゃれ着などデリケートな素材のものは、脱水に力を入れすぎると、生地が痛んでしまうこともありますので、ご注意ください。
洗濯物をしっかり振る
脱水したら、洗濯物をバサバサとシワを伸ばすようにしっかり振りましょう!
これをすることによって、多少の水分も飛びますし、服の生地同士がくっついている部分を離して空気の通り道を作ることができます。
乾きやすい場所を選んで干す
次に、洗濯物を干す作業です。
ついついハンガーが引っ掛けやすい場所ってだけで、何も考えずに干したりしていませんか?
乾きやすい場所選びもとても大事ですよ!
風が通る空調の近くに干す
空調がある場合は、早く乾かすために空調を付けっぱなしにしておくといいですね。
また、布同士がくっついていると乾きが遅いので、太めのハンガーがあればそれを利用するなど、できるだけ風の通り道を意識して干してみましょう!
バスルームよりはベッドルームに干す
ホテルの客室などには、バスルームに洗濯物を干すロープがついている部屋もありますが、バスルームは湿気が溜まりやすい場所なので、ベッドルームなどに干すほうが早く乾きます。
また、ベッドルームに干すことで乾燥防止にもなりますので、一石二鳥です!
高い位置に干す
少しでも温度が高いほうが乾きやすいので、洗濯物はできるだけ高い位置に干すのがポイントです!
干す場所がなくて椅子にかけておくなんてことも多いかと思いますが、長期旅行の際は洗濯ロープを準備しておくと便利ですよ。
どうしても早く乾かしたい時は?
ここまでは、手洗いして翌日に乾くような流れを紹介しましたが、どうしても早く乾かしたい時もあると思います。
そんなときは、ヘアドライヤーを使いましょう!
ある程度、耐熱性のあるしっかりしたビニール袋などに服を入れて、ヘアドライヤーの口を袋に入れて温風が逃げないように手で抑えます。
袋を振りながら続けると、短時間で乾くので、急いでいる時におすすめ!
火傷には注意しながらおこなってくださいね。
旅先で洗濯を手洗いする時の脱水方法
洗濯ネットを使う
手洗いで脱水するとき、まずは手で絞って水気を切りますが、大きめの服を絞るのは大変な作業です。
そこであると便利なのが、洗濯ネット!
洗濯ネットに濡れた服を入れて、ぐるぐると振り回すと遠心力である程度の水気が切れます!
ただし、これは水が飛び散るのでバスルームで行うようにしてくださいね!
バスタオルを使う
水がだいたい絞れたら、つぎはバスタオルを使ってさらに脱水していきます!
タオルとタオルの間に、服を挟んで上から押すようにポンポンと叩いていきます。
これは旅先だけではなく、洗濯機の脱水で服が伸びてしまうのが心配なオシャレ着などを、自宅で手洗いする際にもおすすめのやり方です!
旅先の洗濯で使える便利グッズを使う
手取り早く何かいいグッズがあれば使いたい!という方は、市販の洗濯グッズもおすすめ!
旅先での洗濯に使える便利グッズといえば、洗う時や干す時に使えるものが多いような気がしますが、脱水まで考えられているグッズも販売されています!
衣服の圧縮袋の原理で、水を絞り出せるものなので使い方も簡単。
旅の頻度が高い人は、こういったものを持っておくのもいいですね!
旅先で洗濯物を干す時に早く乾かすには?手洗いでの脱水方法も紹介!のまとめ
さて今回は、旅先で洗濯物を干す時に早く乾かすには?手洗いでの脱水方法も紹介してきました!
旅先での洗濯は面倒な作業の一つですが、しっかり服が乾いてくれないと、服が足りなくて困ってしまうことになります。
少しでも早く乾かすために、面倒でも脱水をしっかりするなど、手洗いのポイントをおさえて、さらっと乾いた気持ちいい洗濯物で旅を楽しめるようにしましょう!
旅先での洗濯に慣れてくると、旅の持ち物を減らすことにも繋がるなどメリットもあります。
ぜひここで紹介した、旅先で洗濯物を干す時に早く乾かす方法と手洗いでの脱水方法を実践してみてください!
旅の持ち物を減らしたい人におすすめ記事はこちら!洗濯以外の方法も紹介していますよ!