京都で年越しそば・祇園や烏丸御池のニシン蕎麦の老舗を紹介

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京都で年越しそばを食べるなら、京都発祥の「にしん蕎麦」をおすすめします!

北海道育ちの私は,にしん蕎麦といえば北海道のものだと思っていましたが、実はにしん蕎麦の発祥は京都。

京都から調理法が北海道まで伝わり,にしん漁が盛んだった北海道で広まって、郷土料理として今でも愛されているのだとか。

目次

にしん蕎麦

どんな蕎麦?

身欠にしんの甘露煮がのった,温かいお蕎麦です。

なぜ京都が発祥?

発祥のお店は創業文久元年(1861年)の「総本家松葉(まつば)」。

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京都 総本家にしんそば・松葉 京都・祇園の地での創業より百数十年。にしんそば発祥の店として伝統を守り続ける松葉です。

もともと、みがきにしんは四方山に囲まれた京の人々にとっては大切なタンパク源であり保存食でした。 松葉では明治の初めいろいろ苦心の末、2代目松野与三吉は『にしん』と『そば』の組合わせに成功し、栄養のバランスのとれた「にしんそば」として売出したところ、一躍洛中洛外にその味と風味が流布されました。

参考:http://www.sobamatsuba.co.jp/about/nishin_soba.html

にしんは,京都の人々にとっては大切な保存食だったんですね。

にしん蕎麦の人気店を紹介

にしん蕎麦発祥のお店・総本家松葉

やはり,おすすめは発祥のお店である「総本家松葉」。
「にしん蕎麦といえば松葉」と言われるくらい,京都の有名店です。

本店の情報は下記の通り。

所在地京都府京都市東山区四条大橋東入ル川端町192
アクセス京阪電鉄「祇園四条駅」下車、6番出口より徒歩すぐ。南座横。
電話(075)561-1451
営業時間10:30~21:00 (LO. 20:40)
定休日水(祝日の場合は営業)
※季節により変更あり

南座横の歴史を感じる建物もいい感じです。

お店で食べる場合,にしんそばは税込1,650円。 →2024年1月に食べに行ったのですが、税込1,870円でした。

お取り寄せもできますよ!

日本で最も古いお蕎麦屋さん「本家尾張屋」

画像:にしんそば1,650円。https://shop.honke-owariya.co.jp/collections/soba

菓子屋として創業した尾張屋ですが,江戸時代中期(1702年)に蕎麦屋も開業したそうです。

所在地京都市中京区車屋町通二条下る
アクセス地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」徒歩4分
電話075-231-3446 ※予約は受けていません。
営業時間11:00〜15:30(ラストオーダー15:00)
休日1月1日・2日 / 11月7,14,21,28日
駐車場近くの駐車場を利用の場合、領収書を提出すると,利用料金に応じて最大400円まで支払い有り。

店内で食べる場合,にしんそばは税込1,650円です。甘辛く煮たにしんと京風味のだしが堪能できます。

お取り寄せはこちらのオンラインショップから↓

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まとめ

大晦日に年越しそばを食べるのには,いくつか意味が込められているからなのだそうですが,

  • 蕎麦は他の麺類に比べて切れやすいことから、「今年1年の災厄を断ち切る」
  • 「そばのように細く長く生きれるように。」と長寿を願う
  • 「そばのように家族の縁も細く長く続くように」との意味もあるそう
参考:https://www.t-east.jp/blog/post-8268/

今回は,「にしん蕎麦発祥のお店」と「日本一古いお蕎麦屋さん」,京都ならではというどちらも歴史を感じられるお蕎麦屋さんを2つご紹介しました。

昔から地元の人に愛されるお蕎麦屋さんの,栄養バランスのとれた「にしん蕎麦」を食べれば元気に新年を迎えられそうですね。

京都で年越し予定の方で、まだ,年越しそばをどこ食べるか迷っていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。

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