「世界ふしぎ発見!」は、1986年に放送をスタートし、世界各地の文化や歴史、自然の神秘を探るバラエティ番組として長年にわたり幅広い世代から親しまれてきました!
特に、豪華なロケーション撮影と知識豊富な解説により、視聴者に新しい発見と驚きを届け、地理や歴史に興味を持つ多くの人々から支持を集めてきた人気番組です。
しかし、時代の変化や視聴者層の変遷に伴い、2024年3月30日を持って38年続いたレギュラー放送が終了を迎えました。
番組を楽しく観ていた人にとっては、人気の長寿番組がなぜ終わってしまったのか理由が気になるところかと思います。
また、スポンサーであった日立の「気になる木」のCMも多くの人の記憶に強いものだったので、後番組やそのスポンサーも気になりますよね。
そこで今回は、世界ふしぎ発見はなぜ終わった?後番組とスポンサーも紹介します!
番組が終了してしまったのは寂しいですが、特番で放送されることもあるので、世界ふしぎ発見のファンの方はその放送を楽しみに待ちましょう!
ちなみに近々、11月9日(土)19:00からは3時間スペシャルが放送予定です!
世界ふしぎ発見はなぜ終わった?
「世界ふしぎ発見!」が終了した明確な理由は、発表されていません。
しかし、終了の背景にはいくつかの理由が考えられており、代表的なものを以下に紹介します。
視聴率の変動
長寿番組でありながら、実は視聴率の低迷が続いていました。
特に近年、若年層がテレビから離れ、動画配信サービスなどに移行する中で、番組の視聴者層が高齢化し、視聴率の維持が難しくなっていたのではないかということが、終了の理由の一つと言われています。
世界ふしぎ発見!は年内最終回へ。
— とおる (@toru4500) July 7, 2023
視聴率1桁台低迷の世界ふしぎ発見は裏番組にも奪われる日が多く、そろそろ年内までには最終回の決定が発表されるでしょう。#世界ふしぎ発見#TBS#日立 pic.twitter.com/yWlJgKbpaB
制作コストの増加
次に考えられる理由として、世界各地でのロケーション撮影や専門家による調査など、クオリティを保つための制作コストがかさんでいたことも考えられています。
予算の問題から、今後も継続することが難しいと判断された可能性があるんですね。
ここ数年はそんな熱心に追ってないから感覚でしかないんだけど、「世界ふしぎ発見」って国内ロケが増えてない? 経費削減? コロナの影響?
— ふしぎあん (@unio01) June 25, 2022
視聴者ニーズの変化
情報番組やバラエティ番組に求められる内容が変化しており、より手軽に楽しめるコンテンツや短い時間で完結する形式が好まれるようになっています。
「世界ふしぎ発見!」のような深掘り型の番組は視聴者の嗜好に合わなくなりつつあったことも、終了の一因とされています。
これらのような要因が重なり、長寿番組としての役割を終えたと判断されたと見られます。
出演者の高齢化
「世界ふしぎ発見!」に第一回から38年間変わらずメインで出演していた、草野仁さんや黒柳徹子さんなど出演陣の高齢化なども、番組終了の理由として考えられています。
終盤では、草野さんが石井亮次アナウンサーと司会を交代して番組を続けていましたが、最終的には番組終了となってしまいました。
番組終了の報を聞いて本当に久々に世界ふしぎ発見を見たけど、終わる理由になんか納得がいった。番組のメイン二人は高齢で良くも悪くも番組が長く続いたからそろそろ限界だったんだと思う…。記憶にあった勢いも面白さも減ってたように感じる
— 秋 (@fallbreeze_july) November 11, 2023
その他、番組ファンの中には、「世界ふしぎ発見!」の名前にかけてこんなことを理由にあげている人もいました!こんな理由なら面白いなと思いますよね!
世界ふしぎ発見が終了する。なぜか?世界のふしぎを発見しつくしたからだ。最終回を目前に控えたスタッフたちだが、その表情は明るい。「次は宇宙のひみつを探しに行くんですよ。やっと地球の重力から解放されます」ふしぎ発見の旅に終わりはない。フォーエバー・フシギ……
— IS (@IS926) October 6, 2023
世界ふしぎ発見が終わる理由、黒柳徹子の知らないことが無くなったかららしい
— かもすぱ (@kamospa) November 25, 2023
世界ふしぎ発見の後番組は?
「世界ふしぎ発見!」の後番組は、澤部佑さんとTBSアナウンサーの杉山真也さんが出演する「いくらかわかる金?」というマネーリサーチバラエティに決まりました。
この新番組は、お金に関する知識をテーマに、視聴者が興味を持ちやすい「お金」の値段に関するクイズや情報を提供するという、「世界ふしぎ発見!」とは全然違う内容の番組です。
「世界ふしぎ発見!」は、レギュラー番組としての放送は終了となりました。
人気番組であったため、番組の終了は視聴者にとって大きな変化でしたが、特番としては継続が発表されています。
世界ふしぎ発見!と後番組のスポンサー
後番組「いくらかわかる金?」のスポンサーには、主に以下の大手企業が名を連ねています。
- LION
- SUNTORY
- NISSAN
- ケンタッキーフライドチキン
- UNIQLO
- 明治
- アサヒビール
また、三井住友海上やUQ mobile、indeed、RIZAPなども提供企業の一部に含まれています。
一方、「世界ふしぎ発見!」のスポンサーは、長年にわたり日立製作所と日立グループが担当してきました。
番組中や提供表示の際には、「この木なんの木気になる木〜♪」のCMが流れることが多く、視聴者の間で日立グループの存在感が一層強く印象付けられるきっかけにもなっています!
当初は日立製作所の一社提供でしたが、1997年10月以降はグループ全体の提供に移行し、番組の単独スポンサーとして安定した支援を続けていたようです!
1986年の放送開始から38年もの間、TBS系列で放送されてきたこの番組は、日立グループのブランド価値向上にも大きく貢献していたんですね。
草野さん・黒柳さんはじめスタッフの皆さん、38年間お疲れ様でした。
— こしあんおはぎ (@takeuchi1130) March 30, 2024
「この木なんの木気になる木」も見納めなのか・・・
番組は終わっても名前も知らないけどみんなが知ってる木は、世界ふしぎ発見の木としてずっと残ってほしい。
#世界ふしぎ発見
#世界ふしぎ発見最終回 pic.twitter.com/BrBO3QGpVW
ちなみに、11月9日(土)19:00から放送の特番も日立がスポンサーだそうなので、あのCMがまた見られるといいですね!
世界ふしぎ発見はなぜ終わった?後番組やスポンサーも紹介!のまとめ
さて今回は、「世界ふしぎ発見!」なぜ終わった?後番組やスポンサーも紹介しました!
38年もの長い間たくさんの人に愛されてきた番組の終了は、多くの人に衝撃を与えました。
放送終了を惜しむ声もたくさんありましたが、なぜ終わったのかを知ると時代の移り変わりを感じざるを得ませんね。
まだ現在ほど簡単に世界の情報を手に入れられない頃から始まった放送だったと思うので、当時は多くの人の毎週の楽しみの一つの番組であったことは間違いないでしょう。
ずっと単独スポンサーであった日立グループのCMの印象も、とても強いものでした!
現在は、「世界ふしぎ発見!」とは違った内容とスポンサーで後番組が放送されていますが、これほどの人気長寿番組は特番でまた観ることができる機会があるので、スペシャルが放送されるのが楽しみですね!