オリンピック馬術の馬の持ち込み方法は?パリ大会のルールを紹介!

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フランスのパリで行われている2024年のオリンピックですが、日本も続々とメダルを獲得し盛り上がっていますね!

7月29日には、馬術総合馬術団体で日本は見事、銅メダルを獲得しました!

馬術はオリンピック競技で唯一動物とともに行う競技という特徴がありますが、馬は開催地にいる馬なのか、もしくは日本から運んでいるのか気になりますよね。

実は、日本から開催地へ持ち込みしているんです!

一緒に練習してきた馬と一緒じゃないと最高のパフォーマンスはできないですもんね!

では、いったいどうやって馬を運んでいるのでしょうか?

そこで今回は、オリンピック馬術の馬の持ち込み方法は?パリ大会のルールを紹介します!

選手とともにオリンピックに臨むために日々練習をしてきた馬が、どのようにオリンピック開催地まで持ち込みされたのか、パリ大会のルールと一緒にお伝えしていきます!

馬術の試合はまだ残っているので、オリンピックでの馬術の裏側を知って、残りの試合を観戦していきましょう!

目次

オリンピック馬術の馬の持ち込み方法は?

冒頭でも、オリンピックの馬術に出場する馬は、日本から開催地に持ち込まれるとお伝えしました。

その持ち込み方法は、飛行機なんです!

馬って飛行機に乗れるの?!と驚きますよね。

実は、専用の貨物機が使用され、馬用の特別なパレット(馬用コンテナ)に乗せられます。

馬の輸送には、経験豊富な獣医や馬の世話をするスタッフが同行し、飛行中のケアを行うんです。

馬は定期的に水や食べ物を与えられ、ストレスを最小限に抑えるためのケアが行われるそうです。

航空機について

馬を運ぶEmirates SkyCargoのボーイング 777-F型貨物機は馬を安全に、そして快適に輸送するために特別装備されています。

特別設計のストールと温度制御区域があり、訓練された専門スタッフが馬の世話をします。

馬の重量制限と持ち込み品

馬にも重量制限があり、体重に加え、水(馬1頭につき水40リットル)、乾草、おがくず30キロ、給水用バケツ、給餌用バケツ、馬具入れ、ラグ、予備品が含まれます。

乾草用のネット、水、専用バケツ、小型バッグ(予備のホルターとラグ入り)も持ち込めます。

飛行中の飲食

フライト前にはブランマッシュ、飛行中は乾草と水が提供されます。

リンゴジュースを混ぜた水を飲む馬もいます。

パスポートと健康証明書

各馬にはパスポートがあり、マイクロチップが埋め込まれています。

また、輸出用の健康証明書も発行されます。

座席クラス

オリンピック出場馬は、幅112センチのストール(個室)に入り、ビジネスクラス相当の快適さを提供されます。

ファーストクラスにすることも可能です。

キャビンクルー

訓練を受けたスタッフが同乗し、馬の安心・快適・安全を確保します。

これらのスタッフは「フラインググルーム」と呼ばれます。

牡馬の配置

牡馬は牝馬に注意を惹かれないように飛行機の前部に配置されます。

獣医の同行

馬の快適と安心を保証するため、常に獣医師が同行します。

馬が飛行機に乗るってなかなかイメージできませんが、オリンピックに限らず長距離移動する場合に飛行機が使われるんですね!

オリンピック・パリ大会の馬術のルール

パリオリンピックの馬術競技には、馬場馬術、総合馬術、障害馬術の3種目があります。

開催場所がヴェルサイユ宮殿というのも、そこでオリンピック競技ができるんだ!と驚きます。

3種目それぞれの競技のルールは以下の通りです。

馬場馬術

ドレッサージュとも言われる競技です。

  • 競技内容

馬と騎手が決められた一連の動きを正確に行い、その美しさと調和を競います。

演技は「グランプリ」、「グランプリスペシャル」、「フリースタイル」の3つに分かれています。

  • 採点方法

5人の審判が技術点と芸術点を採点し、10点満点で評価します。

  • 決勝進出

予選の成績に基づき、上位の選手が決勝に進出します。

総合馬術

イベントとも言われる競技です。

  • 競技内容

馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術の3つの試合を総合的に行います。

  • 馬場馬術

馬と騎手が決められた動きを正確に行い、技術点を競います。

  • クロスカントリー

自然の地形を利用したコースで、障害物を跳び越えながら走ります。

時間内にコースを完走することが求められます。

  • 障害馬術

馬と騎手が障害物を跳び越え、コースをクリアする速さと正確さを競います。

  • 採点方法

3つの種目の合計得点で順位が決まります。

減点は障害物の倒壊や時間オーバーによるものです。

障害馬術

ショージャンピングとも言われます。

  • 競技内容

馬と騎手が障害物を跳び越え、コースをクリアする速さと正確さを競います。

  • コース

10〜16の障害物が設置され、コース全体の距離は約500〜600メートルです。

  • 採点方法

障害物を倒したり、コース外に出たりすると減点されます。

タイムと減点数で順位が決まります。

ジャンプオフ(同点決勝)が行われる場合もあります。

一般ルール

  • 馬の健康管理

競技前後に獣医による健康チェックが行われ、馬の健康と安全が常に確認されます。

  • 騎手の服装

競技ごとに規定された服装があり、安全装備(ヘルメットやブーツなど)が必須です。

  • アンチドーピング規制

馬と騎手の両方に対して厳格なアンチドーピング規制が適用されます。

これらのルールに基づき、公平で安全な競技が行われます。

いずれの種目も馬と騎手の調和と技術が重要で、公平性を保つために詳細な規則が定められています。

オリンピック馬術の馬の持ち込み方法は?パリ大会のルールを紹介!のまとめ

さて今回は、オリンピック馬術の馬の持ち込み方法は?パリ大会のルールを紹介を紹介しました!

オリンピックに向けて日々練習してきた馬術の選手と馬。

ベストパフォーマンスをするには、いつもずっと一緒に練習してきた馬じゃないと結果は出せません!

万全なコンディションで挑むためには、持ち込みに際しても細心の注意とケアが必要なので、飛行機での輸送も大変大きな一大イベントだということがわかりました。

馬にもパスポートがあるなんて驚きでした!

人間でも大変な長距離フライトですが、それを乗り越えてパリ大会に臨んだ馬たちに感動しますね!

今回銅メダルが獲得されたということで、馬術の馬たちヤフーそのルールにもまた注目が集まっていると思います!

馬のかっこよさと競技の迫力を、残りの試合も楽しみながら応していきましょう!

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